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生まれた意味

 2007-12-25

セイリンカちゃんのブログ小説の月森さんに触発されて、土浦一人語りです。

内容はバッチリ教会での土浦さんですが、ちゃんと土月です。

鎌倉教会レポートの中の教会ミサ編だと思っといてください。

明日鎌倉レポートの本編(?)載せますね〜


初めてのミサに神聖なる空間。

俺は無宗教だが、連れに誘われ、一度は経験とふらり足を運んだ。

赤い祭壇、薄暗い明かりにパイプオルガン。

瞳を閉じれば、自然と邪念というものが消え、心が洗われるような気がした。

祈りの歌、伴奏の楽団に聖歌隊。

聖なる夜に、今自分がここに生まれ、生きる意味を問う。

周りの人に倣い、讃美の言葉を歌い、祈りを捧げれば、

本当に心が静かになっていくのがわかった。

俺は何のために生まれて、何をするために生きるのだろう。
始まりが必ずこうだ、という決まりがないのだから、生まれた理由も、生きる意味もこれからどんどん変わっていくのだろう。

だから。自由に生きられる世だからこそ、俺はしたいことをしようと思うし、それを叶えるために出来るだけ力をつくしたい。

そして、生まれた意味。

それは大切な人に出逢うために。

ありふれているかもしれないが、愛しい人と出逢えたことを、何度か感謝したことがあるから、深くそう思う。

たった一人のお前という存在に出逢わせてもらえた奇跡。

一番の至福で、一番手放したくない幸福。

願わくばいつまでも側にいてほしい。

人の心は移りゆくものだが、一分一秒でも長く一緒にいられることを願っている。

手を離したら消えてしまいそうで…


教会からの帰りの夜道、お前の冷たい手をそっと掴んだ。

お前は驚いたように俺を見るが、ふわりと笑って握り返す。

なぁ、いつまでもそうやって笑っていてくれ。

側にいて、手を握っていてくれ。

幸せなのに、いつかお前が離れてしまいそうで、不安でしかたなくなるんだ。

ずっと俺だけを見ていてくれ。

運命だと信じたいんだ…


蓮…。
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