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その音色に誘われて5
2009-08-25
はい、お久しぶり過ぎます燈翔です。RL横浜デートヤバいラブいネタだらけな、コルダコルダしたコス観光でした(笑)
早いとこブログにレポート載せたいところ。
さて、先日拍手をいただきまして、土衛の続きが見たい!とのことだったので、ちょっと進めてみました。
拍手して下さった方、本当に有難うございました!>私信
清乱さま、DVD有難うございますv楽しんで見させて頂いてますvv
レポート載せますね〜
土浦ほんとカッコイいんで!←興奮
政哉しゃん
イエス、やってしまったものはしかたない。コルダデートも浴衣も政哉しゃんの小説も載せるから覚悟しててvv←
拍手コメントは本当に原動力です〜!
有難うございます!
では、どうぞ〜
ヴァイオリンを手放した自分に怒りを覚えた
大切な物を、俺の力じゃ何一つ守れなくて。
ヴァイオリンも
巻き込んだ友人も
自分自身の体も
何もかも、悪い方に転がって
俺は初めて、焦りを感じた。
自分すら頼れない状況で、藁にも縋るなんてしたくないけど。
…ないけれど。
俺には道は一つだった。
「生ガキ!頭下げてろ!」
あの人が何かゴソゴソやってるのは気付いてた。
切羽詰まった声に反応して、頭を下げる。
下げる一瞬前に、あの人が蹴ったボールらしきものが、豪速球のシュートでこちらに向かって飛んでくるのが見えた。
…!?何だ、今の…!!?
ドスッ!!という、凄い音が頭の後ろから聞こえ、同時に呻き声が俺の耳に届く。
俺の腕は途端に痛みと束縛から解放され、自由になった。
振り返れば、顔にばっちりシュートが決まり、伸びている主犯格。
……すげぇシュート…
転がる高校生を一瞥して、ボールを蹴ったあの人を振り返った。
「…大丈夫か!?」
駆け寄ってくる体格の良い青年に、少しだけ、ほんの少しだけ感謝した。
「…あぁ…。あんたサッカー部とか?」
「ああ、休部中だけどな。」
何も言わず、ヴァイオリンを俺に手渡す星奏学院のピアニスト。それを受け取る俺。
なんだか可笑しな連帯感を感じた。
「さあ、ボーっとしてないで逃げるぞ!」
コレだけ大騒ぎで喧嘩していたら、警察沙汰になるかもしれない。そんなのに捕まるのは時間が惜しいと、この人も思ってるんだろう。
道路に置いてあったキーボードだと思われるものを、軽々と持ち上げ、ピアニストは海岸の方を指差した。
「…わかった、……あのさ、」
…ヴァイオリンのこと、
…俺を助けてくれたこと
…それから、…
「桐也!!無事か!!」
飛び付いて来た友人に苦笑する。
…こいつのことも助けてくれた。
「…なんだ?」
首を傾げながら、走りだそうと多少ピリピリしているピアニストを見て、何となく言い出しにくくなった。
「いや、……なんでもない。……行こう、……梁太郎さん。」
――軽く笑って見せると、驚いて目が点になってるあんたが見れた…。
