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その瞳に魅せられて〜だいじなもの〜
2009-05-25
はい、長らくお待たせしました!
土衛小説更新です!
更新止めてる間、ヒノエのパーツがほぼ揃ったり、月森の浴衣準備が着々とできたり、8月15日にはダーリン土浦さんと、アイドル併せができることになったりと、ワクワクです。
(何故月森になりつつあるんだろう…)
にゃんこフード月森も可愛いですよね…vv
私がやると偽物感ばっちりですが。
裏に置きたくなるコス写真ってコルダが初めてですもんね…←酒の勢いで壊れた
さて、お待たせしました、本編です!
ヴァイオリンを盾にして、一時だけ優勢な自分に興奮するヤツ。
…こういう卑怯なのは見過ごせないんだよな。すげームカつく。
そう、とうとうヴァイオリンはそいつに奪われていた。
後ろから気配をなるべく消して、俺はそいつの肩を叩く。
「よし、それこっちに貸せ。」
俺は軽く、当たり前のように話し掛けた。
下っ端は反射的にヴァイオリンを持っている手を、俺の方に差し出す素振りを見せた。
俺は急いでヴァイオリンの肩掛けの紐を引き寄せる。
はっ、と気付いてそいつが俺を見たときには、ヴァイオリンケースは無事に俺の手の中にあった。
ニヤリと笑みを作ってみせて、生ガキの友達をもう片方の腕で首絞めている下っ端を見下ろした。
「な、お前!?…誰だよ!騙したな!?返せ!」
生ガキの友達が絞められて苦しそうに呻く。
俺は空いてる下っ端の腕を掴み、俺の方に引き寄せ、加減しながら右膝をそいつの腹に蹴り込んだ。
「お前のじゃ、…ねーだろ!!」
ドスッと鈍い音がする。
俺の膝蹴りを正面からくらい、下っ端はうぐっ…と苦しそうに呻く。
そして、腹を抱えてその場に倒れ込んだ。
「…誰だか知らないが、助かった。有難う。それ、大事な物だからこっちに…」
下っ端が倒れ込んだことで逃げ出した、生ガキの友達が、礼と同時に俺にヴァイオリンを返して欲しいと言う。
「いや、俺も楽器やるから大丈夫だ。アイツに渡して…」
俺は渡さず、奴の友達を片手で制して、生ガキに直接渡すことにする。
…悪いが、俺が楽器持ってた方が、楽器の扱いにしても、防御にしても安心だ…。
そう思って、生ガキのところに歩を進めた瞬間、
「動くなぁ!!…動いてみろ、こいつが泣き叫ぶことになるぞ…」
俺の目には、怪しげに笑う敵に、情けなく捕まっている生ガキが映った。
倒れていたリーダー格のヤツに、ヴァイオリンに気を取られている瞬間に捕まった、…という感じか。
…おいおいおいおい!!
折角ヴァイオリン助けても、本人捕まってちゃ意味ねーだろうが!
そう突っ込みたいのは山々だが、今はそんなことを言っている暇はない。
生ガキの両腕は背中に交差させられ、リーダーの太い手で締め上げられているようだ。
「ほら、助けてって泣いてみろよ。許してやるかもしれないぜ…?」
生暖かい声で耳打ちされ、流石の生ガキも、ギリ、と歯軋りしているのが見えた。
