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Let's get going!
2009-04-18
桐也SS
小説『追憶のソルフェージュ』を引きずってるので、そちらを知っていると尚わかりやすいかと。
知らなくてもさほど決定的なネタバレはしてませんが、
流れや雰囲気がね…バレちゃうかもしれません。
なので読んでないわ!ネタバレ嫌いだわ!って方は注意。
因みに燈翔はネタバレされるの凄く嫌がる子です。感が働かないので、先の展開楽しみにしてるのに、感のいい人が隣で『わかった!この人〜なんだよきっと!』と言ってしまい、
しかもそれが当たって、さらにそれがしょっちゅうで、しかも家族だったりするとかなりムカつきますね。
え?またちょっと違うじゃないかって?
どっちにしろ楽しみはとっておきたいタイプなんです。
ご自分の判断で、ご自由にどうぞ〜
ただ、思いだけは今回詰まってますよ!
隠します!
久しぶりに感じる痛み。
沢山の出来事
出会い
触れ合い
苛立ち
傷つけ合い
思い遣り
やっと分かり合ったのに
解り始めた気がしたのに
あっと言う間に別れはやって来た。
ニューヨークで過ごした時間の方が意義があって大切な気もするけど、
躓いた今、再スタートも必要だと思う。
そう思って自ら決めた
日本行きだった。
飛行機の搭乗ゲートに入り、自分が今まで当たり前に生活してた地を遠くに見る。
自分で決めておきながら、降り立った時とはだいぶ違う思いだ。
授業があるのに送りに行くと言い出した、この地で初めて心を許した友人を止めるとき、密かに嬉しかった事を思い出す。
最初は冷たくただ大きかった異国の地は、今の俺にとっては随分と思い出深く、優しい場所になっていた。
別れを本気で惜しんでくれるヤツら
またどこかで会おうと笑顔で手を振ってくれた親友を思うと
馬鹿みたいに目頭が熱くなる
俺は―
もっと上手くなるよ。
必ずまた戻ってくる。
その時はもっともっと上のレベルで
競い合いたいんだ―
珍しく感傷的になり、気付いたら足が止まっていた。
家族が変に優しく俺を読んだ。
「何でもないよ。」
前を向いて、また歩き出す。
アイツがいたら、キリヤらしくない、と笑われそうだ。
そう、人間は出会いと別れを繰り返していく。
だから、こんなことで落ち込んでる場合じゃない。
二度と会えないわけじゃないし、何故だかまた会える気がするし。
寂しくない。
だから―
瞳を閉じて
この地と友に誓う
「I'll be back.」
