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初詣デートin鶴岡八幡宮〜その2v
2008-02-05
大変お待たせしました、初詣デートin鶴岡八幡宮〜その1トラックバックこちら↑ その1見てない方に。
「梁・・・・?」
月森は土浦の視線に苛立ちと不安を感じて、自分から繋いでいた手を振り解いた。
「蓮?・・・悪い。繋いだまんまだったな、・・」
「君は・・・・・、俺と歩くより、女性と歩く方がいいのだろうか。」
「・・・・・・・・は?何言って・・」
「前の女性に見とれていただろう・・・!?」
月森はすごい目付きで土浦を睨む。
本人が自覚できていないが、土浦には嫉妬の炎が月森の背景に見える。
「れ、・・・ん、・・・・違っ・・・・」
思わず月森の迫力にたじろぐと、月森はそうだと決め付けてしまったのか、スタスタと先に行こうとする。
慌てて土浦は腕を掴んだ。
「離せ!君なんて知らない!俺は一人で行く!」
「落ち着け、蓮!だから誤解だってっ・・・!!」
叫んでもめだした青年二人に、周りの人間は何事かと遠巻きに立ち止まって様子を見る。
段葛は見晴らしが良いため、隠れる場所などない。
周りのざわめきように焦った土浦は、急いで月森を自分の方に引き寄せ、
耳元で早口に小声で伝える。
「お前が着物で来たら綺麗だっただろうなと思っただけだ!!」
「・・・・・・・・本当、・・・・に?」
「ああ。」
誠意を込めて、土浦が月森を見つめると、月森は安心したようで、暴れるのを止める。
そして、土浦の言ったことに頬を赤らめた。
「・・・・もしかして、女性用の着物を着せたいのか・・?」
「ご名答。ま、外じゃ無理だろうがな。」
「当たり前だ・・・・・///」
周りの人々は、言い合いが納まったのを見て、また興味を前の神社に向けたようだ。
公衆の面前で痴話喧嘩を繰り広げたことには本人達は気付いていないが。
信号待ちをしていると、右手に見えたのは、古都ならではのもの。

「人力車か・・・。」
「あぁ。さすが鎌倉だな。」
「京都にも走ってるってテレビで聞いたことあるな。」
「そうなのか・・・」
「カップルで鎌倉めぐりはいかがですか〜だと。」
「・・・・・今から参拝に行くんだろう?////」
「はは、そだな。」

「信号の向こう、屋台が沢山並んでるな。りんご飴か・・・」
「・・・・・・・、食べたい・・・・。」
「!!・・・・マジか。んじゃ買うか?」
「いや、行きは止めた方が良い。ベトベトになるし、お参りに邪魔だ。」
「なら、帰りだな・・・・・っつーか、お前もしかして・・・・・・食ったことあるのか?」
「あぁ・・・。幼い頃に親と初詣に行って、屋台で買ってもらったことが・・・・」
「お前ホント可愛がられて育ってるよな〜・・・」
「君は食べたことは無いのか?」
「・・・・いや〜・・・姉貴は買ってもらってたが・・・、俺はりんご飴って感じでもないしな・・・」
「・・・・・・なら、今日食べてみれば良い。俺も買う。」
「・・・・・、そうだな、帰りに食ってみるか。」
「あぁ。」
小さな頃からプライドの高い土浦に、色々と葛藤もあったんだろうと思いながら、
月森は、今日また一つ、土浦のやってみたかったことを叶える手助けができることを嬉しいと笑顔で思った。
信号の向こうに、三の鳥居が大きく構えている。

「ここで段葛は終わりで、鳥居の向こうはもう八幡宮境内だ。」
「遠くに本宮も見えているな。」
信号が変わり、進むと見えてくる太鼓橋。

「なんつーか・・・風情があるよな〜・・・。正月三ヶ日だと通ることもできたみたいなんだが・・・悪いな、遅くなっちまって。」
「いや・・・、俺は・・・君が一緒にいてくれれば・・・十分だ・・・・・・。」
「今・・・。なんつった。聞こえなかったんだが、もっかい・・・・・!」
「言わない。////」

「随分屋台出てるな・・・」
「あぁ。正月だから賑わっているんだろう。」
「お前もなんか・・・欲しいか?」
「俺は子どもではないんだが・・・・」
月森が土浦をちらりと睨むと、土浦は苦笑した。
「お前、何か買ってやりたくなるんだよな〜・・・」
「なんだそれは///」
前を見ると、階段が見えてくる。
「さって、この先は体力と気力削られるぞ。」
「・・・・あぁ・・・」
その先に大群の蟻のように人の黒い頭が見えて、月森は息をのんだ。
FC2ブログさん写真制限があるので、今回はここまで。その3に続く〜。

「人力車か・・・。」
「あぁ。さすが鎌倉だな。」
「京都にも走ってるってテレビで聞いたことあるな。」
「そうなのか・・・」
「カップルで鎌倉めぐりはいかがですか〜だと。」
「・・・・・今から参拝に行くんだろう?////」
「はは、そだな。」

「信号の向こう、屋台が沢山並んでるな。りんご飴か・・・」
「・・・・・・・、食べたい・・・・。」
「!!・・・・マジか。んじゃ買うか?」
「いや、行きは止めた方が良い。ベトベトになるし、お参りに邪魔だ。」
「なら、帰りだな・・・・・っつーか、お前もしかして・・・・・・食ったことあるのか?」
「あぁ・・・。幼い頃に親と初詣に行って、屋台で買ってもらったことが・・・・」
「お前ホント可愛がられて育ってるよな〜・・・」
「君は食べたことは無いのか?」
「・・・・いや〜・・・姉貴は買ってもらってたが・・・、俺はりんご飴って感じでもないしな・・・」
「・・・・・・なら、今日食べてみれば良い。俺も買う。」
「・・・・・、そうだな、帰りに食ってみるか。」
「あぁ。」
小さな頃からプライドの高い土浦に、色々と葛藤もあったんだろうと思いながら、
月森は、今日また一つ、土浦のやってみたかったことを叶える手助けができることを嬉しいと笑顔で思った。
信号の向こうに、三の鳥居が大きく構えている。

「ここで段葛は終わりで、鳥居の向こうはもう八幡宮境内だ。」
「遠くに本宮も見えているな。」
信号が変わり、進むと見えてくる太鼓橋。

「なんつーか・・・風情があるよな〜・・・。正月三ヶ日だと通ることもできたみたいなんだが・・・悪いな、遅くなっちまって。」
「いや・・・、俺は・・・君が一緒にいてくれれば・・・十分だ・・・・・・。」
「今・・・。なんつった。聞こえなかったんだが、もっかい・・・・・!」
「言わない。////」

「随分屋台出てるな・・・」
「あぁ。正月だから賑わっているんだろう。」
「お前もなんか・・・欲しいか?」
「俺は子どもではないんだが・・・・」
月森が土浦をちらりと睨むと、土浦は苦笑した。
「お前、何か買ってやりたくなるんだよな〜・・・」
「なんだそれは///」
前を見ると、階段が見えてくる。
「さって、この先は体力と気力削られるぞ。」
「・・・・あぁ・・・」
その先に大群の蟻のように人の黒い頭が見えて、月森は息をのんだ。
FC2ブログさん写真制限があるので、今回はここまで。その3に続く〜。
