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雪が降ったら遊びに行こう!【土浦編】
2008-02-04
雪が降った。外に出たら面白いくらいにデカめの雪がフワフワ降りてきて、地面は白くてアスファルトが見えない。
ガキの頃みたいに遊んでみたくなって、今日は休みだったことに気づく。
なら、誘いに行けばいい。
アイツは余りそういう遊びは知らないと思うし、雪の楽しさを教えながら遊ぶのは、なんだか面白そうだ。
そう思って蓮を家から連れ出した。
冬用の帽子は持ってないと言うので、俺の毛糸の帽子を月森に被せて。
近くの公園に行ったら一番乗りだったらしく、誰の足跡もついていない。
こういうところをザクザクいくのが楽しいってもんだ。
次から次に降ってくる雪を見ていると、跡を付けてもまた綺麗に白くなるんだろうなと思った。
「お前みたいだな。」
「はあ?どういう…」
俺はわざとらしく雰囲気をだして、月森の耳元で囁く。
「痕つけて、犯したくなる。」
月森は案の定、恥ずかしさで真っ赤になる。
俺はお前は雪そのものだと思った。
白くてフワフワした笑顔。
けれど痕をいくらつけても、白は限り無く白で、決して汚れることのない誇り、美しさ。
時に冷たく、時に暖かい、氷よりも雪のようなお前。
手に入れようとしてもすりぬけて、溶けて消えてしまいそうに儚くて、怖くなる。
この雪が他の国に冬を運ぶように、お前も…。
お前を見ると、目の前の白い地面とひたすらにらめっこをしている。
俺が雪をお前に例えたせいで、自分から足跡をつけられなくなったのか。
俺としては目の前の白い蓮にも、横の蓮にも、痕つけて自分のものにして、犯してやりたくてしょうがないんだが。
ま、ここは俺から足跡つけておくか。
…ほんとはお前に一番の楽しみを味あわせてあげたかったんだけどな。
ザクザク進めば、結構な雪の手応え。
振り返れば俺だけの足跡、俺だけ見ているお前。
「ほら、これでお前は俺のもの。」
自分で言ったセリフに自分で満足して、蓮に手を差し伸べた。
…来いよ、俺のところへ。
俺を見て、こっちにサクサクやって来る蓮を待つのはすごく嬉しいし、待ち遠しい。
俺のところまでやっとのことで来た蓮を思わずギュッと抱きしめた。
お前は自分で来てくれる。俺のところまで。
だから楽しいことを沢山教えてやりたい。
俺の与えられるもの全てを与えたい。
「…梁、どうしたんだ…?」
「……、いや、なんでもない。いっぱい遊ぼうな?」
情けなくなんだか切なくなったのが、蓮にはお見通しだったみたいだ。
気づかれないように明るく振る舞っても、蓮は眉根を寄せたままだった。
「俺は君のものだ。」
蓮はきっぱりとそう言ったかと思うと、俺の背に腕をまわして抱きついてきた。
俺の体に触れる蓮の濡れた髪、頬、俺を抱きしめる腕、体全て。
蓮の全て。
それを蓮が自ら捧げてくれる幸せを、俺は今もらっているだけで十分じゃないか。
蓮のぬくもりに安心した俺は、しばらく抱き合って蓮を堪能した後、
公園を見て回るように見せかけて、こっそり雪玉を作った。
「蓮。」
蓮が俺を振り返った瞬間、ポスッと蓮の胸に当たった白い雪の跡が残る。
「…梁…、冷たいんだが。」
少し睨まれた。どうやら胸に当たって飛んだ雪玉の被害が、顔にも行ったらしい。
「悪い悪い…」
そういう遊びなんだと説明したほうがいいかと思い、口を開くと、バシッと顔に冷たいものが飛んできた。
「お前知って…、ってか口に入っ…、ぺっ…!」
「すまない、コントロールはよくないんだ。」
蓮はわざとではないのはわかるが、してやったりと生意気な薄笑いが見える。
…俺は雪を食べる羽目になったってのに…!
しかも蓮は次の雪玉も作りに入ってる。
「お前はこういう遊びはしたことないかと思ったんだがな!」
俺も雪を掴み、滑り台の影に隠れた。
「ふっ、小さい頃に父に教えてもらったんだっ。」
蓮の投げた雪玉は滑り台の上を飛んで、俺より後ろに落ちる。
「そうかよっ!」
滑り台の後ろから蓮を覗いて、狙いを定めて投げる。
蓮は白い雪の平原で雪玉を作っていたので、恰好の標的だ。
蓮の肩に雪玉が命中すると、蓮も少し辺りを見て木の後ろに身を隠す。
「ほら、ぼーっとしてると当たるぞ!」
「君の方こそ、また顔に当ててほしいんだろう?!」
元ライバル現恋人だと、こういう時に白熱だ。
雪玉が次々飛び交う中、お前とこんな風に遊べるようになるとは思わなかった、とこっそり思いを馳せた。
「……、いや、なんでもない。いっぱい遊ぼうな?」
情けなくなんだか切なくなったのが、蓮にはお見通しだったみたいだ。
気づかれないように明るく振る舞っても、蓮は眉根を寄せたままだった。
「俺は君のものだ。」
蓮はきっぱりとそう言ったかと思うと、俺の背に腕をまわして抱きついてきた。
俺の体に触れる蓮の濡れた髪、頬、俺を抱きしめる腕、体全て。
蓮の全て。
それを蓮が自ら捧げてくれる幸せを、俺は今もらっているだけで十分じゃないか。
蓮のぬくもりに安心した俺は、しばらく抱き合って蓮を堪能した後、
公園を見て回るように見せかけて、こっそり雪玉を作った。
「蓮。」
蓮が俺を振り返った瞬間、ポスッと蓮の胸に当たった白い雪の跡が残る。
「…梁…、冷たいんだが。」
少し睨まれた。どうやら胸に当たって飛んだ雪玉の被害が、顔にも行ったらしい。
「悪い悪い…」
そういう遊びなんだと説明したほうがいいかと思い、口を開くと、バシッと顔に冷たいものが飛んできた。
「お前知って…、ってか口に入っ…、ぺっ…!」
「すまない、コントロールはよくないんだ。」
蓮はわざとではないのはわかるが、してやったりと生意気な薄笑いが見える。
…俺は雪を食べる羽目になったってのに…!
しかも蓮は次の雪玉も作りに入ってる。
「お前はこういう遊びはしたことないかと思ったんだがな!」
俺も雪を掴み、滑り台の影に隠れた。
「ふっ、小さい頃に父に教えてもらったんだっ。」
蓮の投げた雪玉は滑り台の上を飛んで、俺より後ろに落ちる。
「そうかよっ!」
滑り台の後ろから蓮を覗いて、狙いを定めて投げる。
蓮は白い雪の平原で雪玉を作っていたので、恰好の標的だ。
蓮の肩に雪玉が命中すると、蓮も少し辺りを見て木の後ろに身を隠す。
「ほら、ぼーっとしてると当たるぞ!」
「君の方こそ、また顔に当ててほしいんだろう?!」
元ライバル現恋人だと、こういう時に白熱だ。
雪玉が次々飛び交う中、お前とこんな風に遊べるようになるとは思わなかった、とこっそり思いを馳せた。
